世界文化遺産熊野参詣道小辺路

 

 熊野参詣道

     小 辺 路 1 (こへち) とは

 

小辺路は,高野山から熊野本宮大社を結ぶ約72kmの参詣道です。そのうち47.7kmが世界文化遺産です。高野山~薄峠~水ヶ峰~伯母子峠~三浦峠~果無峠~三軒茶屋~熊野本宮大社まで5つつの千mの山を越える、コースです、アップダウンの連続で、中級から健脚者向けのコースです。

 

このページでは、高野山から水ヶ峰を越え大股まで17.1kmを紹介します。

               世界文化遺産 金剛三昧院の多宝塔(国宝)

 多 宝 塔

 

金剛三昧院の多宝塔は、源 頼朝、実朝の御霊を供養するため、西暦1223年頼朝の妻北条 政子により建立されたものです。現在、高野山に現存する最古の多宝塔で、鎌倉様式を残す数少ない建物です。西暦1900年(明治33年)4月には、国宝に指定され、また、西暦2004年(平成16年)には、世界文化遺産にも登録されています。

 

轆轤峠
轆轤峠

 

 轆 轤 峠 (ろくろとうげ)

 

金剛三昧院から約15分急な坂を上りきった所が轆轤峠です、また大滝口女人堂跡でもあります。小辺路は、この轆轤峠が発着地点です。

 

真別処分岐
真別処分岐

 

 真別処分岐

 

轆轤峠からここまで小辺路と女人道が並行します。ここで女人道との分岐になります。

薄峠
薄峠

 

 薄 峠 (すすきとうげ)

 

ここからは、御殿川(おどがわ)まで急な下りが続き来ます。

                    薄峠からの下りの風景

大滝
大滝

大滝集落

御殿川からは、急な登り坂を登り切れば大滝集落です。昔は、馬殺しの坂と呼ばれいたそうです、今は、コンクリート舗装ですが、やはり今も急な登りです。 大滝集落は、昭和初期まで街道の要衝で、宿、質屋、などもあり、戸数80戸、人口200名ほどの集落だったそうです。大滝に葵井戸と呼ばれる井戸があります。この水は、和歌山県百名水のひとつです。紀州藩主に献上された名水です。

                   大滝集落からの登りの風景

水ヶ峯集落跡
水ヶ峯集落跡

 

 水ヶ峯集落跡 (1.070m) 

 

明治後期には宿屋8軒がありました。「天誅組」を追手来た紀州藩士の陣屋となった。現代は、防風林や墓地が残されている。西暦1952年(昭和27年)以降は、無人となる。

林道たいのはら線東屋
林道たいのはら線東屋

 

 林道たいのはら線東屋   

 

林道たいのはら線は、西暦1999年(平成11年)に完成と共に小辺路の古道は、ほとんど消失してしまいました。それでもブナやミズナラの大木は現在も残されています。

 

                    平辻からの古道の風景

大股へ到着
大股へ到着

 

 大 股  

 

大股は、民宿があります。また温泉ホテルで宿泊することもできます。

これからのページは大股から伯母子峠を越え三田谷・五百瀬まで15.9kmを紹介します。

大股バス停付近出発前の風景
大股バス停付近出発前の風景

 

 大股バス停 (650m) 

 

ここまでは、中型バスが来ることができます。

伯母子峠に向かっての出発点です。

萱小屋
萱小屋

 

 萱  小 屋


大股より急な坂を18丁(約1.8k)登ると広場に出ます。屋敷跡です。昔のこのあたりは、萱の原っぱだったそうです。田んぼの跡もあります。

 

 

 

桧峠
桧峠

 

 桧 峠    

 

ここまで来ると登りは終ります。萱小屋から2.1km弘法大師が弁当を食べたあとの箸を挿しておくと根が出て桧の大木になったと伝えられています。今は桧の大木は見当たりません。

伯母子山頂登山口
伯母子山頂登山口

 

 伯母子山頂登山口

 

伯母子山頂と伯母子峠の分岐です。桧峠から1.7km山頂へは、三叉路の真ん中を上ります。伯母子峠は左側に行きます。伯母子岳は、標高1344mで奥高野の名山です。天候が良いと360度眺望ができ最高です。

                      伯母子峠の風景

  伯母子峠 (1.246m4)  

 

野迫川村と十津川村の境界になっています。ここには、野迫川村が整備されたトイレと避難小屋があります。ここからは、三田谷の伯母子登山口まで下りになります。

                      上西屋の風景

 上西屋敷跡  

 

 明治の頃は、間口九間の豪邸だったそうです。昭和初期まで旅籠屋敷でした。屋敷周辺には畑、墓石、トリカブト群生、ナシの木、桜、五葉の松、杉の巨木などが残されています。

上西屋の説明板
上西屋の説明板

                  水ヶ元茶屋跡

水ヶ元茶屋跡

 

上西屋から2.2km水ヶ元茶屋跡に着く。大師像が祀られています。昔は、湧水が湧いていたそうですが現在は湧いていません。

 

水ヶ元茶屋跡
水ヶ元茶屋跡
待平屋敷跡
待平屋敷跡

 

 待平屋敷跡

水ヶ元茶屋跡から2.5kmこの辺りは、石畳道が続く大阪北浜の商人が亡き父の供養のために寄進、造成した。30丁

待平屋敷跡
待平屋敷跡
道標地蔵
道標地蔵

 

 道標地蔵

 

 『左くまの道  右ざいしょ道  大阪平太』

道標地蔵
道標地蔵

 

 道標地蔵

 

『文政七年申三月日  右かうや  左ハせいの原』

伯母子登山口道標
伯母子登山口道標

 

 伯母子登山口

 

待平屋敷跡から1.3km伯母子登山口,三田谷橋に到着しました。

世界文化遺産熊野参詣道小辺路を私達語り部と歩いてみませんか。

興味のある方は、ご利用案内をお読み下さい。

 

 

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金剛三昧院の石楠花
金剛三昧院の石楠花

高野山開創1200年記念事業として再建された中門です。

中門に安置された四天王です。

持国天、多聞天、増長天、広目天